Warning: Undefined array key "pagename" in /home/consuldent2/nakahirashika.com/public_html/wp-content/themes/imabari_2.0/functions.php on line 32

Warning: Undefined array key "pagename" in /home/consuldent2/nakahirashika.com/public_html/wp-content/themes/imabari_2.0/functions.php on line 65

Warning: Undefined variable $name in /home/consuldent2/nakahirashika.com/public_html/wp-content/themes/imabari_2.0/functions.php on line 83

Warning: Undefined variable $title in /home/consuldent2/nakahirashika.com/public_html/wp-content/themes/imabari_2.0/functions.php on line 85

根の治療は何をしているのか|通う回数が多くなる理由

[2026年08月17日]

「神経を取りましょう」と言われて治療が始まったものの、何度通っても終わらない。何をしているのかよく分からないまま、細い器具で歯の中をいじられている——愛媛県今治市の中平歯科医院でも、こうした不安をうかがうことがあります。

根の治療は、歯科治療の中でもっとも説明されにくい処置かもしれません。何しろ、行っている作業が外からまったく見えません。患者さんの側からすれば、進んでいるのかどうかも分からないと思います。

この記事では、歯の中で何をしているのか、なぜ回数がかかるのか、そして何をもって終わりとするのかを説明します。通っている最中の方にも、目安にしていただければと思います。

目次

  1. 歯の中を掃除して、密閉する治療です
  2. なぜ回数がかかるのか
  3. やり直しは、条件が厳しくなります
  4. 途中でやめないでください
  5. 被せ物までが、一続きの治療です
  6. 費用について
  7. 終わったあとも、確認が必要です
  8. まとめ|見えない場所を、確実に仕上げるための回数です

1. 歯の中を掃除して、密閉する治療です

歯の中心には、神経と血管が通る細い空間があります。虫歯や外傷でここに細菌が入ると、内部で炎症が起こります。根の治療とは、この空間の中身を取り除き、内部をきれいにして、細菌が再び入らないよう隙間なく詰める処置です。

見えない場所を、手の感覚で扱います

この空間は細く、しかも歯の中にあるため直接見ることができません。曲がっていたり、枝分かれしていたりもします。術者は器具の当たり方とレントゲンを頼りに、どこまで進んだか、どの向きに曲がっているかを判断しながら作業します。歯によって根の数も形も違うため、教科書どおりにいかないことも少なくありません。

根の治療で行っていること 1 入口を探す 管の数と位置を 確認する 2 中を清掃する 感染した部分を 取り除く 3 形を整える 詰められる形に 広げていく 4 密閉する 隙間なく詰めて 再感染を防ぐ 歯によって根の数も形も異なります

▲ 外からは見えない場所での作業です

2. なぜ回数がかかるのか

一度で終わらない理由はいくつかあります。まず、清掃には時間がかかります。細い管の中を少しずつ広げながら、感染した部分を取り除いていく作業です。次に、中の状態が落ち着くのを待つ必要がある場合があります。膿が出ている、痛みが強いといった場合です。

急いで詰めると、やり直しになります

中に細菌が残った状態で密閉すると、閉じ込められた細菌が増えて再び炎症を起こします。そうなると、詰めたものを取り除いてやり直すことになり、かえって時間がかかります。回数をかけているのは、一度で確実に終わらせるためです。早く終わらせることより、やり直さずに済ませることを優先しています。

治療の進み方 1 中を清掃する 数回に分けて進める 2 状態を確認 症状が落ち着いたか 3 密閉する 隙間なく詰める 4 土台と被せ物 外側から守る 必要な回数は歯の状態によって異なります

▲ 被せ物までを一続きの治療とお考えください

3. やり直しは、条件が厳しくなります

一度治療した歯をもう一度やり直す場合、最初のときより条件が悪くなります。以前詰めたものを取り除く作業が加わりますし、内部の形も複雑になっています。器具が届きにくい場所も増えます。そのぶん回数も増え、結果も最初ほどは期待しにくくなります。

だから一度目を丁寧に行います

最初の治療でどれだけ確実に処置できるかが、その歯の将来を大きく左右します。回数をかけることを「終わらない」と受け取られることもありますが、やり直しを避けるための時間だとご理解いただければと思います。今どの段階まで進んでいるかは、おたずねいただければその都度お伝えします。

最初の治療とやり直しの違い 比較項目 最初の治療 やり直し 内部の形 本来の形 複雑になっている 作業の内容 清掃と密閉 除去から始まる 器具の到達 比較的届きやすい 届きにくい場所が増える 通院回数 3〜5回程度 さらに増える 期待できる結果 比較的良好 条件が厳しくなる 歯の残り方 削る量を抑えられる さらに薄くなる

▲ 一度目をどれだけ確実に行えるかが効いてきます

4. 途中でやめないでください

痛みが取れると通院が途切れてしまう方がいらっしゃいます。しかしこの段階の歯は、内部を開けて仮のふたをしただけの、もっとも無防備な状態です。仮のふたは長く持ちませんし、そこから細菌が入れば最初からやり直しになります。

痛みが引いたのは、治ったからではありません

神経を取り除けば、当然痛みは感じなくなります。これは治療が進んだ結果であって、治ったという意味ではありません。中はまだ処置の途中です。ここで通院が止まると、数か月後に腫れて戻ってこられることになります。そのときには最初からやり直しとなり、費用も回数も余計にかかります。

途中でやめた場合に進むこと 1 痛みが取れる 楽になる 治ったわけではない 2 仮のふたが劣化 自覚しにくい 細菌が入り込む 3 再び感染 腫れ・噛むと痛い やり直しになる 4 歯が割れる 覆っていないと 抜歯に至ることも 進み方には個人差があり、必ずこの通りではありません

▲ 痛みが取れた時点が、もっとも無防備です

5. 被せ物までが、一続きの治療です

根の治療が終われば完了、ではありません。神経を失った歯は水分と栄養の供給が止まり、もろくなります。噛む力は歯を外側へ押し広げる方向にも働くため、覆って守らなければ、いずれ根まで割れます。土台と被せ物までが一続きの治療です。

割れてしまうと、残せません

根まで割れた歯は、多くの場合残すことが難しくなります。ここまで時間と費用をかけてきたものが、最後の工程を省いたために失われる。これはもっとも避けたい結末です。最後まで進めていただくようお願いしています。事情があって通院が難しい時期があれば、その旨をお伝えいただければ計画を調整します。

覆う場合・覆わない場合 被せ物で覆うと ・噛む力が歯全体に分散される ・壁が外へ広がるのを抑える ・境目からの再感染を防ぎやすい ・形とかみ合わせを整えられる ・その歯を長く保ちやすい 覆わないままだと ・力が薄い壁に集中する ・根まで割れることがある ・割れると抜歯になりやすい ・すき間から細菌が入りやすい ・痛みがないまま進行する

▲ 外側から力を受け止められるかどうかの差です

6. 費用について

根の治療そのものには保険が適用されます。そのあとの土台と被せ物は、保険が適用される材料のほか、自由診療(保険適用外)としてセラミックを選ぶこともできます。当院の料金表では、オールセラミッククラウンが1本10万円、メタルボンドクラウンが8万円、ハイブリッドクラウンが6万円です。

材料によって、その後が変わります

境目の適合と汚れの付きにくさに違いが出ます。金属は歯と接着しにくく、経年で境目にすき間ができやすいという性質があります。せっかく根の治療を終えた歯ですから、再感染しにくい条件を整えるという観点でもご検討いただければと思います。

根の治療は、入口にすぎません 被せ物 までが治療 根の中の清掃と密閉 保険が適用されます 土台と被せ物 外側から守る工程 その後の確認 痛みを知らせない歯だから 経過や必要な処置には個人差があります

▲ 中を清掃するだけでは、その歯は守れません

7. 終わったあとも、確認が必要です

神経を失った歯は、痛みを知らせてくれません。再びむし歯になっても、ひびが入っても、気づく手がかりが減ります。境目の劣化や根の先の状態は、定期的にレントゲンで確認するしかありません。

自覚症状に頼れない歯になります

治療が終わった歯こそ、定期的に見ておく必要があります。何年も経ってから根の先に影が出てくることもあります。早く見つかれば対応も小さく済みますので、検診の際にはこうした歯を優先して確認しています。

治療後に確認したいこと 土台と被せ物まで終わっている 仮のふたのままになっていない 噛むと違和感がある歯はないか 歯ぐきが腫れることはないか 以前より色が濃くなっていないか 定期検診で確認できている 仮のふたのまま長期間経っている場合は早めにお越しください

▲ 中断してしまった心当たりがあれば、ご相談ください

まとめ|見えない場所を、確実に仕上げるための回数です

根の治療は、歯の中心にある細い空間の中身を取り除き、きれいにして、細菌が再び入らないよう隙間なく詰める処置です。この空間は細く曲がっており、直接見ることができません。器具の当たり方とレントゲンを頼りに進める、外から見えない作業です。

回数がかかるのは、清掃に時間が必要なことと、中の状態が落ち着くのを待つ場合があるためです。細菌が残った状態で密閉すると、閉じ込められた細菌が増えて再び炎症を起こし、やり直しになります。やり直しは最初より条件が厳しく、回数も増え、結果も期待しにくくなります。

痛みが取れても、それは神経を取り除いた結果であって治ったわけではありません。この段階の歯は仮のふたをしただけの無防備な状態です。また神経を失った歯はもろくなるため、土台と被せ物で覆うところまでが一続きの治療になります。根の治療には保険が適用され、被せ物はセラミックを選ぶ場合自由診療(保険適用外)で1本10万円などとなります。経過には個人差がありますので、途中で中断された心当たりがあれば愛媛県今治市の中平歯科医院までご相談ください。

▶ 虫歯治療について詳しくはこちら
▶ セラミック治療
▶ クリーニング
▶ セカンドオピニオン
▶ 料金表
▶ メール相談

自由診療(保険適用外)に関する説明

治療内容:根管治療後の土台と被せ物(セラミック材料を選択する場合)。根の治療を終えた歯に土台を立て、セラミック系材料の被せ物を装着する自由診療の治療です。根管治療そのものと、保険適用材料での修復には保険が適用されます。

費用:オールセラミッククラウン1本10万円、メタルボンドクラウン1本8万円、ハイブリッドクラウン1本6万円。詰め物で済む場合はセラミックインレー1本5万円、ハイブリッドインレー1本3万円です。詳細は料金表をご確認ください。

標準的な治療期間・回数:根の治療に3〜5回程度、その後の土台と被せ物の装着に2〜3回。全体でおおむね1か月〜3か月が目安です。やり直しの場合や症状が強い場合は、さらに回数がかかります。

主なリスク・副作用

  • 神経を失った歯はもろくなり、割れて抜歯に至る可能性があります
  • 被せ物まで進めずに中断すると、歯が割れるおそれがあります
  • 内部に細菌が残った場合、再感染して治療のやり直しが必要になることがあります
  • 根の形が複雑な場合、器具が届かず十分な清掃ができないことがあります
  • 治療後に根の先へ炎症が広がり、外科的な処置が必要になることがあります
  • 痛みを感じない歯になるため、再発やひびに気づきにくくなります
  • 強い衝撃や歯ぎしりにより、被せ物が割れたり欠けたりすることがあります
  • 治療後も定期的な確認が必要です

出典・参考資料

  • 一般社団法人 日本歯内療法学会
  • 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
  • 公益社団法人 日本補綴歯科学会
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯・口の健康」

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状や治療の経過・効果には個人差があります。本記事で扱う治療には自由診療(保険適用外)が含まれます。詳しくは歯科医師にご相談ください。