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インプラント治療は何回通う?検査から完成までの流れと期間

[2026年03月23日]

インプラントを検討しはじめたとき、多くの方がまず知りたいのは「どれくらい通うのか」「いつ噛めるようになるのか」という点だと思います。仕事や家庭の予定もありますから、見通しが立たないままでは踏み出しにくいものです。

愛媛県今治市の中平歯科医院では、治療に入る前に全体の流れと期間をお伝えしています。ただ、この治療は骨と結合するのを待つ時間が必要なため、他の歯科治療とは時間の使い方が違います。

この記事では、検査から完成までを段階ごとに分け、それぞれ何をして、どれくらいかかるのかを整理します。通院の回数が集中する時期と、間が空く時期があることもあわせてお伝えします。

目次

  1. 全体では3か月から6か月が目安です
  2. 最初の検査に時間をかけます
  3. 手術そのものは1日で終わります
  4. 待つあいだの過ごし方
  5. 結合を確認してから人工歯を作ります
  6. 追加の処置が入ると長くなります
  7. 入れたあとも通っていただきます
  8. まとめ|通い続ける期間ではありません

1. 全体では3か月から6か月が目安です

骨の状態に問題がなく、追加の処置が要らない場合で、検査から人工歯の装着までおおむね3か月から6か月です。ただしこれは通院し続ける期間ではありません。実際に来ていただく回数は6回から8回程度で、その多くは治療の前半に集中します。期間の大半は、骨と結合するのを待つ時間です。

待つ時間が長いのが特徴です

埋め込んだ土台が骨としっかり結びつくまでには、数か月を要します。この間は特別な処置をせず、経過を確認するだけです。通院の負担という意味では、想像されているより軽いことが多いと思います。長くかかると聞いて身構えてしまう方が多いのですが、実際には「数回の来院と、そのあいだの待ち時間」という構成です。

治療全体の段階と期間 1 検査・診断 2〜3週間 CTで骨を評価する 2 埋入手術 1日 麻酔をして行う 3 結合を待つ 3〜6か月 通院は少ない 4 人工歯を作る 3〜4週間 型取りして装着 期間は骨の状態によって異なり、個人差があります

▲ 期間の大半は、骨と結合するのを待つ時間です

2. 最初の検査に時間をかけます

初回は、お困りのことをうかがい、口の中全体を確認します。そのうえでCT撮影を行い、骨の厚みと高さ、神経や血管の位置を立体的に把握します。この情報がないと、どこにどの向きで土台を埋めるかを決められません。平面のレントゲンだけでは判断できない部分です。

検査の結果次第で計画が変わります

骨が足りない場合は増やす処置が必要になりますし、歯周病が進んでいればその治療が先になります。全身の状態やお薬の影響も確認します。ここで見落とすと、あとから計画を組み直すことになりますので、時間をかけて確かめます。お薬手帳をお持ちください。検査の結果、そのままでは難しいと判断した場合は、その理由と代わりの方法を正直にお伝えします。できないことを取り繕っても、良い結果にはつながらないためです。

検査で確認していること 骨の厚みと高さが足りているか 神経や血管、上あごの空洞との距離 歯周病が進んでいないか 残っている歯の状態と噛み合わせ 歯ぎしり・食いしばりの有無 糖尿病・骨の薬・喫煙などの全身の条件 服用中のお薬がある場合は必ずお知らせください

▲ この段階での確認が、その後の計画を決めます

3. 手術そのものは1日で終わります

局所麻酔をして、歯ぐきを開き、骨に穴をあけて土台を埋め込みます。1本であれば30分から1時間程度です。抜歯と同じく日帰りで、入院は必要ありません。その日はお車の運転を避け、安静にお過ごしいただきます。

不安が強い方には鎮静という方法もあります

手術に強い緊張がある方には、静脈内鎮静法をご案内できます。うとうとした状態で処置を受けられるため、時間が短く感じられます。当院の料金表では10万円で、自由診療(保険適用外)の費用として加算されます。ご希望があれば事前にご相談ください。なお鎮静を使う場合は、当日の運転ができないためご家族の送迎などをお願いしています。

手術当日の流れ 1 準備・麻酔 局所麻酔で痛みを抑える 2 埋入 計画どおりの位置と角度で 3 縫合 歯ぐきを閉じる 4 説明・帰宅 注意点と薬をお渡しする 本数や部位によって所要時間は変わります

▲ 日帰りで、入院の必要はありません

4. 待つあいだの過ごし方

術後2〜3日は腫れや内出血が出ることがあります。多くは自然に引いていきます。抜糸は1週間から10日ほどです。その後は結合を待つ期間に入り、月に1回程度の確認だけになります。日常生活に大きな制約はありません。

この時期に強い力をかけないでください

骨と土台が結びつく途中で強い力が加わると、結合が妨げられます。埋めた部分で硬いものを噛まない、仮歯がある場合はそこに負担をかけない。この点だけ守っていただければ、あとは普段どおりで構いません。喫煙は治りに影響することが知られています。

待つ期間にお願いすること お願いすること ・反対側で噛むようにする ・術後の薬を指示どおり飲む ・周囲の清掃を続ける ・月1回程度の確認に来る ・気になることは早めに連絡する 避けること ・埋めた部分で硬いものを噛む ・仮歯に強い力をかける ・喫煙を続ける ・傷口を舌や指で触る ・術直後の飲酒や激しい運動

▲ この期間の過ごし方が、その後の安定に関わります

5. 結合を確認してから人工歯を作ります

十分に結合したことを確認したら、型を取って人工歯を作ります。ここから装着までは3週間から4週間ほどです。噛み合わせを調整し、形と色を確かめて仕上げます。前歯の場合は、仮歯で形を確かめる工程を挟むこともあります。

材料を選べます

人工歯は当院の料金表で7万円からです。より自然な見た目のセラミックを選ぶ場合は1歯につき4万円が加算されます。奥歯で強い力がかかる場合と、前歯で見た目を優先する場合とでは適した材料が変わりますので、部位に応じてご提案します。金額と見た目、強度のどれを優先するかをうかがったうえで、選択肢を並べてご説明します。その場で決めていただく必要はありません。

通院が集中する時期・間が空く時期 比較項目 前半(検査〜手術) 後半(結合〜装着) 通院の頻度 2〜3回 3〜4回 間の期間 数週間 3〜6か月の待機を挟む 主な内容 検査・診断・手術 型取り・装着・調整 所要時間 手術日は長め 1回30分前後 生活への影響 術後数日は安静に ほぼ影響なし 費用の発生 検査・手術分 人工歯分

▲ 通い続ける必要があるのは、前半と後半だけです

6. 追加の処置が入ると長くなります

骨が足りず増やす処置を先に行う場合、補った骨が安定するまでに数か月かかります。この場合、全体で1年前後になることがあります。また歯周病の治療が必要な場合も、先にそちらを済ませてから手術に入ります。

遠回りに見えて、確実な順序です

条件が整わないまま進めても、結果的にやり直しになります。当院では検査の段階で追加の処置が必要かどうかを判断し、必要な場合はその理由と、延びる期間をお伝えしたうえで進めます。全体の見通しを先にお示しします。

期間が延びる主な要因 1 骨を増やす 安定まで数か月 半年ほど延びる 2 歯周病の治療 先に炎症を抑える 2〜3か月 3 抜歯から始める 傷の治りを待つ 1〜3か月 4 全顎の場合 本数と範囲が増え 6〜12か月 該当する場合は、延びる期間を事前にお伝えします

▲ 検査の段階で、どれに該当するかが分かります

7. 入れたあとも通っていただきます

人工歯が入れば治療は完了ですが、そこで終わりではありません。インプラントは虫歯になりませんが、支えている歯ぐきと骨に炎症が起きれば支えを失います。しかも痛みが出にくいため、ご自身では気づけません。

定期的な確認が結果を左右します

歯ぐきの検査、噛み合わせの確認、レントゲンでの骨の高さ。これらを定期的に記録し、前回との違いを見ます。時間と費用をかけたものだからこそ、その後の管理まで含めて一緒に取り組んでいければと考えています。

治療期間と、その後の年数 その後 が本番です 治療期間 3〜6か月で完了する その後の年数 管理を続ける期間 定期的な確認 症状が出る前に気づくため 経過や必要な管理には個人差があります

▲ 治療は入口で、その後のほうがはるかに長く続きます

まとめ|通い続ける期間ではありません

インプラント治療は、検査から人工歯の装着までおおむね3か月から6か月です。ただしこれは通院し続ける期間ではなく、実際の来院は6回から8回程度で、その多くは前半に集中します。期間の大半は、埋め込んだ土台が骨と結合するのを待つ時間で、この間の通院は月1回程度です。

最初の検査には時間をかけます。CTで骨の厚みと高さ、神経や血管の位置を立体的に把握しなければ、どこにどう埋めるかを決められないためです。骨が足りない場合や歯周病が進んでいる場合は先に対応が必要で、その分だけ全体の期間が延びます。手術そのものは日帰りで、1本なら30分から1時間程度です。

インプラント治療は自由診療(保険適用外)です。結合を待つあいだに強い力をかけないことと、装着後も定期的に確認を続けることが、長く使えるかどうかを分けます。期間や経過には個人差がありますので、まずは検査で現状を確かめるところからご案内しています。愛媛県今治市の中平歯科医院までご相談ください。

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自由診療(保険適用外)に関する説明

治療内容:インプラント治療。あごの骨にインプラント体を埋入し、連結部を介して人工歯を装着する自由診療の治療です。

費用:埋入手術26万円+連結部5万円+人工歯7万円〜(奥歯1本の合計例38万円)。セラミック人工歯を選ぶ場合は1歯につき4万円追加、CT撮影分析3万円、静脈内鎮静法10万円、骨増生が必要な場合は1か所5万円〜20万円が別途かかります。詳細は料金表をご確認ください。

標準的な治療期間・回数:検査から人工歯の装着まで、おおむね3か月〜6か月。来院回数の目安は6〜8回です。骨を増やす処置や歯周病の治療を伴う場合は1年前後になることがあります。

主なリスク・副作用

  • 外科手術に伴い、術後に腫れ・内出血・痛みが生じることがあります
  • 下あごの神経や上あごの空洞に近い部位では、しびれや炎症が起こる可能性があります
  • 骨とインプラント体が十分に結合せず、埋め直しが必要になることがあります
  • 結合を待つ期間に強い力がかかると、安定が妨げられます
  • 喫煙・糖尿病・骨に関わる薬の服用は、治りに影響することが知られています
  • 手入れが不十分な場合、インプラント周囲炎により支えを失うことがあります
  • 人工歯の破損やねじのゆるみが生じ、修理や作り直しが必要になる場合があります

出典・参考資料

  • 公益社団法人 日本口腔インプラント学会
  • 公益社団法人 日本口腔外科学会
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯・口の健康」
  • 国税庁 タックスアンサー「医療費控除の対象となる歯の治療費」

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状や治療の経過・効果には個人差があります。本記事で扱う治療には自由診療(保険適用外)が含まれます。詳しくは歯科医師にご相談ください。